蔵王樹氷 例年1月下旬~2月下旬にかけて、蔵王に多く自生する常緑針葉樹のアオモリトドマツが氷雪に覆われます。1つとして同じ形はなく、天候によっては急速に成長することがあり、大きなものは「アイスモンスター」とも呼ばれます。
山形県郷土館文翔館 1916年に建てられた英国近世復興様式の歴史的建造物で、国の重要文化財。1975年まで県庁舎及び県会議事堂として使用されていました。館内は無料公開されており、家具や絨毯まで復元された貴賓室や知事室などを見学できます。
立石寺 険しい山の斜面に社殿が点在することから「山寺」の通称で知られる宝珠山立石寺。1000段を超える石段を上った先に奥の院が佇んでいます。松尾芭蕉『奥の細道』収載の、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」は、この立石寺で詠まれました。
山形城跡(霞城公園) 「日本100名城」に認定されている山形城。その城址を整備した「霞城公園」は、国指定史跡で、山形市随一の桜の名所として知られています。園内に立つ騎馬像は、城郭と城下町を整備した山形藩の初代藩主、最上義光の雄姿です。
芋煮 里芋、牛肉、こんにゃく、長ネギを醤油仕立ての汁で煮込む山形県民のソウルフード。野外で鍋をつつく芋煮会は秋の風物詩で、9月に馬見ヶ崎河川敷で開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」では、直径6m超えの大鍋と重機で作られた芋煮がふるまわれます。
蔵王温泉 開湯は約1900年前。日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の際に発見されたといわれています。強酸性の硫黄泉には血行促進効果や殺菌作用があり、「美肌の湯」とも呼ばれています。温泉街に3つの共同浴場(上湯・下湯・河原湯)があり、湯浴みを楽しめます。