天童市西沼田遺跡公園 西沼田遺跡は古墳時代後期の農村集落遺跡で、1985年に発見されました。遺跡公園として整備された広大な園内には、古墳時代の住居や倉庫、川や水田などが復元されています。隣接のガイダンス施設では、発掘された土器や木製農具などの遺物を見学できます。
天童公園 天童市の中心にある舞鶴山一帯を整備した公園で、山頂の展望広場からは、月山や朝日連峰などが一望できます。毎年4月には、「天童桜まつり」が開催され、2000本の桜の下で甲冑や華やかな着物を身につけた人間が将棋の駒となる「人間将棋」が行われます。
天童市将棋資料館 将棋の歴史、天童と将棋の関係、駒の制作工程など、将棋に関することをわかりやすく展示。名工の手による美しい将棋の駒の壁一面の展示もあります。館内のショップでは、指し駒やプロ棋士扇子など、将棋にちなんだ商品が取り扱われています。
板そば 長方形の大きな木箱に2〜3人前のそばを盛って出される山形名物。色が濃く、太切りで歯応えがあり、噛めば噛むほど、そば本来の旨味が堪能できます。農作業後や寄合の席で、大勢で分け合って食べる「振る舞いそば」が定着したといわれています。
天童温泉 明治44(1911)年、田んぼの中で温泉を掘り当てたことから始まり、現在は温泉旅館が建ち並ぶ、いで湯の街として知られています。無色透明で肌にやさしい泉質は、美肌の湯としても人気。街中には足湯も3カ所あり、気軽に温泉を楽しめます。
将棋 天童市は、将棋駒の日本一の生産地。その生産量は全国の約9割を占めます。街中の電柱や歩道にも詰将棋や駒のモチーフが数多くあり、散策も楽しめます。2018年には、2362局という将棋の同時対局世界記録を達成してギネスに認定されています。