百年の歴史を守る 山形を代表する板そばの名店
あらきそば

古くからその名を全国に知られている『あらきそば』。開業が大正9(1920)年というから、実に100年以上営業していることになる。店は築200年以上になる農家建築。薄暗い明かりの静かな座敷に座れば、昔にタイムスリップしたような感覚になる。
ここは山形の板そばを代表する名店であり、細長く大きな箱板にそばを薄く盛ったスタイルが特徴的だ。
そば打ちをするのは4代目の芦野浩平さん。あらきらしさを維持しつつも、時代に合わせて以前より食べやすいそばにしているという。
使っているそばは地元の「でわかおり」。これを殻ごとの玄そばで仕入れて保管し、使う都度製粉して店の特徴を出すようにブレンドしている。
あらきといえば「にしん」も名物。味噌で煮込むのはここ独特でうまみとコクが素晴らしい。




あらきそば
- 住所
- 山形県村山市大久保甲65
- 電話
- 0237-54-2248
- 営業時間
- 11:00~14:15
- 定休日
- 水曜、1/1~1/3
- 駐車場
- 20台
- 席数
- 座敷30席
- 開業
- 大正9年
- 製粉
- 自家製粉
- つなぎの配合とそばの太さ
- 十割/太
- これもおすすめ
- 半毛利 800円
1.5倍毛利 1600円
うす毛利にしん付 1700円
- 住所
- 山形県村山市大久保甲65
- 電話
- 0237-54-2248
- 営業時間
- 11:00~14:15
もっと見る
サイト掲載日
雑誌掲載日
※本記事の情報は掲載時の情報です
- 取材・文:菅原ケンイチ
- 写真:池上勇人