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上越妙高

じょうえつみょうこう

joetsumyoko

上越妙高駅から在来線で10分!

歴史的な街並み「雁木通り」を歩いてめぐろう

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記事制作:
新潟Komachi
歴史的な街並み「雁木通り」を歩いてめぐろう

上越妙高駅から、在来線「えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン」に乗り換えてすぐの場所にある、上越市高田エリア。駅を出ると、街の至るところに「雁木」と呼ばれるつくりの建物があります。雁木通りとは、主に冬季の通路を確保するために家屋の一部やひさしを道路側に延長して作られた通りで、豪雪地帯である高田地区の雁木は日本一の総延長を誇ります。そして、雁木や街並みそのものはもちろんですが、ここ数年空き家を活用したかわいいお店が増え、より歩きたくなる街に進化しているんです。今回は、高田の雁木通りに点在する5軒をご紹介。どのお店も、おしゃれでありながら町家の“古き良き”を感じられる落ち着いた雰囲気が魅力です。奥に長い町家の建物のつくりにも注目しながら、いろいろなお店を訪れてみてください。

DIY好きの心をくすぐる“ワクワク”が詰まったショップ

ここでしか購入できない、センスフルな商品にも注目を。

上越市内の町家の改装を多く手がける建築会社が、2025年3月にDIYショップをオープン。町家の解体やリノベーションで不要になってしまった古材や家具、DIY向けの雑貨などを販売しており、思わぬ掘り出し物を見つけられそうな雰囲気が漂っています。

店内には木材を活用したオリジナル額(1100円~)やガラス片のピアス(片耳1100円)といったオリジナルアイテムもそろい、眺めるだけで楽しい気分に浸れるはず。2階ではさらに大きな木材やお値打ちのタイルを販売しており、在庫はそのとき次第。今後店内でDIYワークショップも実施予定なのでお楽しみに。

どれもリーズナブルな価格帯で、手に取りやすさが魅力です。
ゴールドに輝くウサギの看板が目印。

Old New Hubstore うさぎのあしあと

住所
新潟県上越市仲町4-3-14
電話
025-520-9105
営業時間
13:00~17:00
定休日
日~火曜
駐車場
なし
アクセス
高田駅から徒歩で約3分
住所
新潟県上越市仲町4-3-14
電話
025-520-9105
営業時間
13:00~17:00
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開放的な空間で味わう個性派サンドとラテで満腹に

彩り豊かなフムスと野菜のサンド(720円)、カフェラテ(550円)。

キューバサンドをはじめとした香ばしいホットサンドと、ボリューム満点のサンドイッチにファンが多いカフェ。特に、スパイシーな香りが印象的な手作りフムスを主役にしたサンドイッチに注目を。キャロットラペや紫キャベツのマリネ、トマト、インゲンなど具だくさんで、程良い酸味と野菜のシャキシャキ食感がクセになります。

合わせて楽しみたいオリジナルブレンドのコーヒーは、やわらかな苦みとコクが際立つ味わいで、ミルクとの相性が良いのでアイスラテがおすすめ。開放感のある店内で、ゆっくり休憩するのにぴったりです。

町家のつくりを生かした、天井が高く開放感のある店内。
店頭では手作りの焼き菓子も販売。お土産にどうぞ。

CASUAL DAYS

住所
新潟県上越市大町5-1-16 
電話番号
080-9993-1587
営業時間
8:00~17:00
定休日
火曜、第2・4水曜
席数
13席
予約
不可
目安
1000~2000円
駐車場
2台
メニュー
エスプレッソ 550円、キューバサンド 700円、プルドポークサンド 700円、キャロットケーキ 450円
アクセス
高田駅から徒歩で約7分
住所
新潟県上越市大町5-1-16 
電話番号
080-9993-1587
営業時間
8:00~17:00
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町家を夫婦でリノベーション!そば処とカフェが共存

まず食べておきたい天ぷら・ざるそば(1300円)

2024年7月、町家をリノベーションしてオープンした「そば処 なおじろう/カフェ マリキータ」。町家造りの特徴である奥に長い構造を生かし、店舗奥をご主人が担当するそば処、手前を奥様が営むカフェに。コシのある手打ちの二八そばにファンが多く、揚げたてサクサクの天ぷらとセットでオーダーする人が多いそうです。

カフェは、モダンかつレトロな雰囲気が漂う店内で、地元食材や発酵食品をふんだんに使った体に優しい手作りランチを提供しています。町家の温かな雰囲気を楽しみながら風味豊かなそばやヘルシーなランチを味わう、おいしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「カフェ マリキータ」でのおすすめ・発酵和ランチ(1200円)。
店舗奥はそば処、手前はカフェに改装。

そば処 なおじろう/カフェ マリキータ

住所
新潟県上越市仲町6-1-1
電話番号
なおじろう/090-2421-0949、カフェ マリキータ/080-5696-2709
営業時間
なおじろう/11:00~14:30(14:00L.O.)、カフェ マリキータ/10:30~18:00(17:30L.O.)
定休日
月・火曜、ほか不定休
席数
なおじろう/15席、カフェ マリキータ/16席
予約
目安
なおじろう/1000円、カフェ マリキータ/1200円
駐車場
7台
メニュー
ざるそば 700円~、野菜天ぷら・ざるそば 1000円、コーヒー 500円、季節の和スイーツ 400円
アクセス
高田駅から徒歩で約4分
住所
新潟県上越市仲町6-1-1
電話番号
なおじろう/090-2421-0949、カフェ マリキータ/080-5696-2709
営業時間
なおじろう/11:00~14:30(14:00L.O.)、カフェ マリキータ/10:30~18:00(17:30L.O.)
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街のつながりを紡ぐ書店でお気に入りの本を探そう

木のぬくもりと古本の香りが心地良い店内。

地元の歴史や文化である「たて」と、地域や住民の「よこ」のつながりを大切にする書店。店内には約3000冊もの古本と新刊が並び、特に新刊は若きオーナー・堀田さんが「街の人々に読んでもらいたい」と感じたものをセレクトしています。古本の寄贈や買取も行っていて、新しい出会いが期待できそうな、いい意味で雑多なラインアップが魅力です。

本選びに迷ったら、ぜひ堀田さんに相談してみて。堀田さんは上越出身で、さまざまな取り組みで上越の魅力を発信している方。本のみならず、上越というエリアの知識も深まりそうです。営業日は不定期なので、HPもしくはInstagramでチェックを。

書店の運営だけでなく地域に根ざした幅広い取り組みを行うオーナー・堀田さん。
気軽にふらりと立ち寄れそうなたたずまいも魅力です。

たてよこ書店

住所
新潟県上越市東本町2-1-4
営業時間
13:00~18:00
定休日
不定休(月20日ほど営業)
駐車場
なし
アクセス
高田駅から徒歩で約14分
住所
新潟県上越市東本町2-1-4
営業時間
13:00~18:00
定休日
不定休(月20日ほど営業)
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アットホームな雰囲気が漂うカフェでのんびりひと休み

半熟の黄身がとろけるラピュタ(580円)。

上越市内を中心に活動するイラストレーター・qucecke氏とキャンドル作家・Hitsuji Candle氏が手がける、優しい雰囲気が漂うカフェ。店名にちなんだ三角のおにぎりと四角のトーストが看板メニューで、トーストは人気ナンバーワンのラピュタをはじめ、あんバターやハニーなどの甘い系から明太バター、ピザといったおかず系まで幅広くそろいます。おにぎりは地元産のお米を使い、注文を受けてから握った出来たてを味わえるのが魅力です。

店内には店主のお二人を含む県内外のクリエイターによる作品が並び、気に入れば購入もOK。個性豊かなアイテムたちは、眺めているだけでも楽しい気分になれるはずです。

気さくに話せるカウンターのほか、奥には座敷も用意。
おにぎりは190円~。梅しそ、しゃけ(各290円)含む9種類。

sankaku × shikaku

住所
新潟県上越市東本町1-1-11
営業時間
12:00~19:00※土・日曜・祝日は18:00まで
定休日
月・水曜
席数
14席
予約
不可
目安
1000円
駐車場
2台
メニュー
コーヒー 500円、ハーブティー 500円、ミニ和パフェ 550円、おみそ汁セット 300円
アクセス
高田駅から徒歩で約13分
住所
新潟県上越市東本町1-1-11
営業時間
12:00~19:00※土・日曜・祝日は18:00まで
定休日
月・水曜
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サイト掲載日 

※本記事の情報は取材時の情報です

  • 取材・文・写真:新潟Komachi編集部