上越市立水族博物館うみがたりや桜の名所で知られる高田城址公園など、観光スポットが充実する上越妙高エリアの玄関口であるこちら。このエリアで半世紀以上にわたり地元で愛され続ける「上越妙高とんこつラーメン」は、新潟五大ラーメンに続くともいわれているご当地麺。とんこつベースの濃厚なスープが大きな特徴で、その独特の香りと唯一無二の味わいに、全国からファンが訪れているんです。こちらでは、長い歴史と伝統の味を支え続ける3軒をご紹介します。

「上越妙高とんこつラーメン」の元祖として名をはせるこちら。地元客はもちろん、観光客からも評判で、お昼時は約100席もの広々とした店内がお客さんでいっぱいになる人気店です。豚の骨と肉、水だけで16時間以上じっくりと炊いてうま味を引き出したとんこつスープは、力強くもまろやかで創業当時から変わらない味わい。スープと好相性の自家製中太麺は、もっちり食感で食べ応え抜群。多くのファンを持つ唯一無二の味わいを、ぜひ一度お試しください。

上越市内に3店舗を展開し、創業から40年以上多くの地元民に親しまれている老舗。数種類の豚ガラで、約18時間かけてじっくり仕込むコクとうま味を濃縮させたとんこつスープが自慢です。かえしには地元の老舗「町田醤油味噌醸造場」のしょうゆを使い、甘みのあるスープをキリッと引き締め、まろやかでコク深い味わいに。自家製の中太ちぢれ麺をすするたびにうま味が口に広がり、一度食べたら箸が止まらなくなりますよ。

1960年創業のラーメンの老舗。創業当時から提供し続けているラーメンは、上越市民にはおなじみの味。とんこつに背脂を合わせ一晩炊き込んで仕込むスープは、だしのうま味が立つ味わいで、自家製の縮れ麺とも相性抜群です。また、揚げ焼きした大きな豚ロース肉がのったパーコーメン（1150円）もファンが多い一杯。ラーメンのほか、しっとりした食感が特徴のチャーハンやテイクアウト可能な春巻きも人気です。