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おとぎの宿米屋

  • 須賀川市
  • 宿泊
  • 旅館
  • 温泉
  • 露天風呂
  • ミストサウナ
  • 釜炊きご飯
記事制作:
Kappo
おとぎの宿米屋

須賀川市の南西部にある『おとぎの宿米屋』。丘陵に広がる雑木林の敷地は4万坪と実に広大だ。客室エリアは本館2階「おとぎの丘」と、離れの「離れ88」からなる。そしてその全てに源泉かけ流しの温泉が付いている。

旅館としての米屋は平成4年にオープンしたのだが、平成12年より順次現在の姿へとリニューアルしてきた。

会社としての原点が米屋というだけに、食事には並々ならぬこだわりを持つ。ご飯はお客が食卓に着く時間に合わせて炊き上げる「釜炊きご飯」。福島県天栄村産無農薬の漢方栽培米を使用している。

夕食の「おとぎ会席」はおとぎ話や童話にちなんだ、絵本のような物語あふれるコースメニューであり、2005年から実に79作目を数えている。そして朝食の「きれいになる朝ごはん」も自慢で、ご飯を主役に発酵食品を使用したおかずが並び、何杯でもお代わりしたくなるほどの美味しさだ。食材は無農薬・有機栽培野菜や天然食材、オーガニック食材を使用しているそう。

お造り「おむすびころりんすっとんとん」。旬魚と春野菜を山椒ソースでカルパッチョ仕立てに。おにぎりに見立てたホタテや色とりどりの野菜で、穴の中から聞こえてくる可愛らしい歌を皿の上に表現。
「きれいになる朝ごはん」。釜のご飯は食卓につく時間に合わせて炊き上げる。

そしてもうひとつの楽しみが源泉かけ流しの風呂。湯はアルカリの強い美肌の湯。露天風呂が開放的であり、源泉を空気に触れさせず湯船に入れた鮮度抜群の湯を楽しめる浴槽もある。そして日本では珍しい源泉100%のミストサウナも人気の施設。

『おとぎの宿米屋』では豊富な温泉の熱をヒートポンプで空調などに利用し、CO2を7割削減している、人にも環境にも優しい温泉宿なのである。

開放感に溢れた大浴場の露天風呂「月」。夜空の月を眺めながら湯浴みを楽しむ。
離れ88客室「886」。テラスに設えた広々とした露天風呂の先に、穏やかな森の風景を眺める。
おとぎの丘客室「なずむ」。源泉掛け流しの半露天風呂と源泉のミストサウナが設えてある。

おとぎの宿 米屋

住所
福島県須賀川市岩渕字笠木168-2
電話
0248-62-7200
部屋数
17室
IN
15:00
OUT
11:00
宿泊料金
3万1900円~
温泉
アルカリ性単純温泉 pH8.9 源泉かけ流し
アクセス
車◆仙台方面からは東北自動車道・須賀川ICで降りて約5分(仙台から約2時間)
電車◆仙台方面からは東北新幹線・郡山駅乗換、東北本線・須賀川駅下車。タクシーで約10分(仙台から約2時間)
住所
福島県須賀川市岩渕字笠木168-2
電話
0248-62-7200
部屋数
17室
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