新潟県のほぼ中央に位置する燕三条エリア。ものづくりの街として知られており、毎年秋に開催される一大イベント「工場の祭典」には、世界中から多くの人がこの地を訪れます。町自体がコンパクトで移動しやすく、観光しやすいのもポイントです。そんな燕三条エリアには、おしゃれでハイセンスなカフェが多いのも特徴。今回は、観光の合間に立ち寄りたくなるすてきなカフェを3軒ご紹介します。ここでしか味わえないスイーツや季節メニューにも注目しながら、足を運んでみてくださいね。

鎚起銅器を製造する工場に併設する、小さなカフェ。季節のフルーツを主役にしたケーキが評判で、特に人気なのが、毎朝焼き上げるサクサクのタルトに旬のフルーツを贅沢にのせた一品。淹れたてのコーヒーと一緒に、季節の味覚をじっくりと堪能しましょう。店頭のショーケースには、チーズケーキやタルトなど季節感あふれるケーキが10種類ほど並ぶので、お土産にもぜひ。

住宅街の一角にたたずむこちらは、イタリアの郷土菓子をはじめとした8種ほどの手作りスイーツと、長年コーヒーショップで修業したオーナーによるスペシャルティコーヒーが自慢。看板のスフォリアテッラは、何層にも折り重なった生地のサクサク食感と、リコッタチーズの優しい甘みが印象的な名物メニュー。お店のすぐ脇には線路があり、大きな窓からは電車が真横を通る風景を楽しむことも。外の景色を眺めながらゆったりとしたひとときを過ごせそうです。

“植物カフェ&アート”をコンセプトに営業するお店。注文を受けてからドリップするコーヒーや自家製プリン、パスタなどのカフェメニューが豊富にそろうほか、トレンドを取り入れたメニューも展開。クマのオブジェに好きな色の絵具を流して作るベアアートのワークショップを実施するなど、気軽にアートに触れられるところも好評です。店内にディスプレイされた植物はすべて、建物1階のショップ「SPUTTER」がセレクトしており、気に入ったものがあれば購入もOK。遊び心に満ちた空間は、きっと何度でも訪れたくなるはずです。