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型破りな一皿が街のソウルフードになった

量も発想もケタ違い「高崎パスタ」という文化がここにある

  • 高崎市
  • グルメ
記事制作:
THE GUNMA
量も発想もケタ違い「高崎パスタ」という文化がここにある

高崎市は、古くから交通の要衝として栄え、いまでは「パスタのまち」としても知られている。人口あたりのパスタ店数は全国有数で、ボリュームたっぷりの一皿を気取らず楽しむ食文化が、独自の進化を遂げた「高崎パスタ」として、この街の日常に深く根付いている。高崎パスタの大きな特徴は、他県と比べても際立つ量の多さに加え、本場イタリアンにとらわれない自由な発想にある。地域の食材や調味料を生かしたメニューが次々に生まれ、いまや高崎のソウルフードとして、多くの市民の胃袋をつかんでいる。

その高崎のパスタ文化が一年で最も熱を帯びるのが、毎年秋に開催される「キングオブパスタ」だ。来場者の投票によって王者が決まるこの大会は、単なるグルメイベントの枠を超え、「パスタのまち高崎」を象徴する祭典として全国のファンが注目するイベントになっている。その頂上決戦を見届けようと多くの人々が集まり、会場となる広場一帯が湯気と歓声に包まれる。

出店する各店は、この日のために試行錯誤を重ねた渾身のオリジナルパスタを用意する。地元群馬の食材をふんだんに使ったボリューム満点の一皿から、味噌や和風だし、さらにはアジアンテイストを取り入れた新感覚のソースまで、そのスタイルは実にさまざまだ。型にはまらない自由な発想が一皿の上で鮮やかに共鳴し、全種類を制覇しようと意気込む来場者の姿からは、まさに「パスタのまち」の熱気と誇りが伝わってくる。

この大会をきっかけに生まれた一皿が、その後それぞれの店のレギュラーメニューとして定着し、街の日常に溶け込んでいくのも、高崎ならではの風景だ。そんなキングオブパスタの参加店舗に足を運び、高崎パスタの魅力を味わってみてほしい。

濃厚ミートソースとカツが織りなす、高崎パスタの原風景

1968年創業し、この街にパスタ文化を根付かせたパイオニア。不動の人気を誇る『シャンゴ風』は、濃厚で奥深い甘みのある特製ミートソースに、サクサクに揚がった上州麦豚のロースカツが豪快に乗る一皿だ。
どこか懐かしく力強い味わいが口いっぱいに広がる。麺の量はSサイズでも、一般的な普通盛り以上のボリューム。高崎パスタのルーツを知るなら、まずは味わっておきたい。

特製ミートソースとサクサク上州麦豚ロースカツをのせた、『シャンゴ風』
レンガ色の外観が目印
明るい自然光が差し込む、落ち着いた雰囲気

シャンゴ 問屋町本店

住所
群馬県高崎市問屋町1丁目10-24
電話
0120-615269(027-361-5269)
営業時間
11:00~21:30 (L.O> 21:00)
定休日
月曜、第2・4月火曜
駐車場
30台
アクセス
JR高崎問屋町駅から徒歩約15分

※取材時の情報です

住所
群馬県高崎市問屋町1丁目10-24
電話
0120-615269(027-361-5269)
営業時間
11:00~21:30 (L.O> 21:00)
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定休日
月曜、第2・4月火曜
駐車場
30台
アクセス
JR高崎問屋町駅から徒歩約15分

※取材時の情報です

群馬の恵みとトロトロのお肉。初代王者の風格漂う濃厚パスタ

1982年に創業し、記念すべき第1回「キングオブパスタ」で初代王者に輝いた実力派老舗。群馬特産の豚肉や新鮮な地場野菜をふんだんに使い、素材のうまみを引き出す手腕はピカイチだ。
初代王者となった『ポークカッチャジョーネ』は、1週間じっくり煮込んだ特製ソースの深い甘みと、トロトロに煮込まれた豚肉のうまみが絶妙に絡み合う一皿。
どのメニューも具だくさんで、ソースと絡む自家製乾麺の食感もたまらない。

地元高崎産のハーブ豚を使用したカッチャジョーネ

ボンジョルノ 本店

住所
群馬県高崎市筑縄町50-1
電話
027-362-7722
営業時間
11:00~21:30 (L.O. 21:00)
定休日
水曜、第2・4水曜
駐車場
45台
アクセス
JR高崎問屋町駅から車で約8分

※取材時の情報です

住所
群馬県高崎市筑縄町50-1
電話
027-362-7722
営業時間
11:00~21:30 (L.O. 21:00)
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定休日
水曜、第2・4水曜
駐車場
45台
アクセス
JR高崎問屋町駅から車で約8分

※取材時の情報です

芳醇なトリュフと魚介のうまみ。深夜の高崎を彩る「〆のパスタ」

イタリアンの枠にとらわれない自由な発想で、高崎パスタに新たな波を起こしている気鋭の一軒。和洋中それぞれのジャンルで腕を磨いたシェフが手掛けるメニューは、深夜でも本格的な味が楽しめると評判を呼び、お酒の後の「〆のパスタ」という新しい文化を牽引している。
キングオブパスタ2024で準優勝に輝いた『トリュフ香る〜魚介のアクアパッツア地中海風〜』は、魚介の濃厚なうまみが溶け込んだスープに、芳醇なトリュフの香りが交差する至高の味わいだ。深夜の身体に優しく染み渡る奥深いスープは、最後の一滴まで飲み干したくなる。
夜の高崎を彩る、大人のための贅沢な一杯を堪能したい。

トリュフ香る、魚介をふんだんに使ったアクアパッツァ地中海風パスタ

RinRen

住所
群馬県高崎市新紺屋町16-1
電話
027-387-0569
営業時間
11:00~14:00 (L.O. 13:30)火曜、木曜、土曜 18:00~24:00 (L.O. 23:30)
定休日
日曜、月曜祝日、不定休有り
駐車場
なし
アクセス
JR高崎駅から徒歩約19分

※取材時の情報です

住所
群馬県高崎市新紺屋町16-1
電話
027-387-0569
営業時間
11:00~14:00 (L.O. 13:30)火曜、木曜、土曜 18:00~24:00 (L.O. 23:30)
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定休日
日曜、月曜祝日、不定休有り
駐車場
なし
アクセス
JR高崎駅から徒歩約19分

※取材時の情報です

圧倒的な連覇が証明する絶対王者。地場野菜が彩る至高の一皿

キングオブパスタで近年3連覇を達成するなど、計6回の優勝という圧倒的な実力を誇る絶対王者。
メニューを開けば、歴代の入賞パスタがずらりと並ぶ。なかでも2023年優勝の『きのこのチキジャンパスタ』は、群馬県産の野菜と5種のキノコを使い、スパイシーな味付けと濃厚なクリームが見事に調和する唯一無二の一皿だ。どのメニューを選んでも地元食材がふんだんに使われており、洗練されたイタリアンの技法によって、うまみが重層的に広がっていく。
平日でも行列ができる人気ぶりだが、並んででも味わう価値のある至福の時間が待っている。

群馬産の野菜と5種のきのこが絶妙な「きのこのチキジャンパスタ」
シンプルで洗練された外観に、おしゃれな雰囲気が漂う
温かみのある木の素材とシンプルなデザインが調和した、心地よい空間

Trattoria bambina 中居店

住所
群馬県高崎市中居町3-7-19
電話
027-386-5455
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日
月曜
駐車場
29台
アクセス
JR高崎駅から車で約5分(徒歩約35分)

※取材時の情報です

住所
群馬県高崎市中居町3-7-19
電話
027-386-5455
営業時間
11:00~15:00(L.O.14:30)17:30~22:00(L.O.21:00)
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定休日
月曜
駐車場
29台
アクセス
JR高崎駅から車で約5分(徒歩約35分)

※取材時の情報です

梅の酸味と海苔の香りが溶け合う。高崎パスタに吹く新しい風

老舗がひしめく高崎において、複数回の優勝実績を誇りながらも、従来の枠にとらわれないメニュー構成で新たな可能性を提示し続ける気鋭の一軒。
2021年優勝の『2つの食感の赤城鶏と高崎産カリカリ梅の海苔クリーム』は、風味豊かなクリームソースに有明海苔の磯の香りと、高崎名物カリカリ梅の爽やかな酸味が見事に調和する驚きの一皿だ。ゴロゴロとした鶏肉と、柔らかなそぼろという異なる食感のコントラストも楽しく、和の素材と洋の技法が美しく融合している。
開放感のあるスタイリッシュな店内で、次世代の高崎パスタを優雅に味わいたい。

2つの食感の赤城鶏と高崎産カリカリ梅の海苔クリーム
ほっと落ち着く、温かみのあるレストランのエントランス
落ち着いた時間が流れる、くつろぎの店内

レストラン カフェ カーロ

住所
群馬県高崎市連雀町25寿ビル1F
電話
027-326-8688
営業時間
18:00~22:00(L.O.21:00) ランチは、カーロ高崎髙島屋店(高崎髙島屋店6F)10:30~16:00(L.O 15:30)をご利用ください。
定休日
火曜
駐車場
なし
アクセス
JR高崎から徒歩約9分

※取材時の情報です

住所
群馬県高崎市連雀町25寿ビル1F
電話
027-326-8688
営業時間
18:00~22:00(L.O.21:00) ランチは、カーロ高崎髙島屋店(高崎髙島屋店6F)10:30~16:00(L.O 15:30)をご利用ください。
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定休日
火曜
駐車場
なし
アクセス
JR高崎から徒歩約9分

※取材時の情報です

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※本記事の情報は取材時の情報です

  • 取材・文・写真THE GUNMA編集部
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